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Image by Danny Howe

製品コラム

【イヤホン】AirPodsとFlyBudsを徹底比較!おすすめはどっち?

2023年11月1日

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コンパクトなワイヤレスイヤホンの中でも、「AirPods」と「FlyBuds」のどちらを購入したら良いかで悩む方は多いでしょう。いずれも複数のモデルが展開されているシリーズとして、多くの人気を集めています。

AirPodsかFlyBudsかで迷っている方は、双方の特徴を比較した上で、自分に合うワイヤレスイヤホンを選ぶことがおすすめです。

そこで今回はAirPodsとFlybudsの性能・音質・価格などを徹底比較して、おすすめな商品はどちらかを紹介します。

❶【項目別】Apple製「AirPods」とTribit製「FlyBuds」を徹底比較!
まずは、「AirPods」と「FlyBuds」それぞれの基本情報を説明します。

AirPods(エアポッズ)は、Apple社が販売するワイヤレスイヤホンです。2023年10月時点のAirPods最新モデルは、2021年10月に発売された「AirPods 第3世代」となっています。

対するFlyBuds(フライバズ)は、サウザンドショアス株式会社が販売するワイヤレスイヤホンです。2023年10月時点のFlyBuds最新モデルは、2020年7月に発売された「FlyBuds3」です。
(内部リンク:https://www.tribit.jp/products-earbuds-flybuds-3

AirPodsとFlyBudsは、いずれも各社が販売するワイヤレスイヤホンのスタンダードモデルとして高い人気を誇っています。

ここからは、それぞれの最新モデルであるAirPods 第3世代とFlyBuds3を徹底比較します。

■イヤホンタイプ・重量
イヤホンタイプ・重量は、耳への装着感や使用感、音の漏れにくさに影響します。

●「AirPods 第3世代」のイヤホンタイプ・重量
AirPods 第3世代のイヤホンタイプは「インナーイヤー型」です。インナーイヤー型はイヤーピースが付いておらず、イヤホン本体を耳のくぼみにひっかけるようにして装着します。

AirPods 第3世代の重量はイヤホン単体(片側)で約4.3g、ケース込みで約46.6gです。

●「FlyBuds3」のイヤホンタイプ・重量
FlyBuds3のイヤホンタイプは「カナル型」です。カナル型にはイヤーピースが付いていて、イヤーピースを耳の中に入れることで装着します。

FlyBuds3の重量はイヤホン単体(片側)で約4.5g、ケース込みで約100gです。

■基本性能
AirPods 第3世代とFlyBuds3の基本性能における比較を、表形式で紹介します。

【AirPods 第3世代】
充電端子:Lightningコネクタ
マイク機能:あり
通信規格:Bluetooth5.0
防水・防塵性能:IPX4等級
ノイズキャンセリング:なし

【FlyBuds3】
充電端子:USB Type-C
マイク機能:あり
通信規格:Bluetooth5.0
防水・防塵性能:IPX8等級
ノイズキャンセリング:あり

AirPods 第3世代とFlyBuds3が唯一共通する点は、マイク機能が備わっている点と通信規格がBluetooth5.0である点のみです。

AirPods 第3世代の充電端子はLightningコネクタ、そしてFlyBuds3の充電端子はUSB Type-Cです。

そして防水・防塵性能については、AirPods 第3世代がIPX4等級(あらゆる方向からの水の飛沫に対する保護)、FlyBuds3はIPX8等級(水深1m・30分水没より厳しい条件で試験しても、有害な影響が生じる水の浸入がない)です。

イヤホン装着中に周囲から聞こえるノイズを軽減するノイズキャンセリング機能は、AirPods 第3世代はなく、FlyBuds3には搭載されています。

■音質・コーデック
ワイヤレスイヤホンには十分な音質や遅延の少なさを求める方が多いでしょう。AirPods 第3世代とFlyBuds3の音質・コーデックを比較します。

●「AirPods 第3世代」の音質・コーデック
AirPods 第3世代は専用のAppleドライバとハイダイナミックアンプを搭載しています。第2世代までよりも低音が強調されるようになり、音楽をより楽しめるようになりました。

AAC-ELDという低遅延コーデック技術を採用し、SBC・AACコーデックに対応しています。

●「FlyBuds3」の音質・コーデック
FlyBuds3はPU+PEEK複合振動板を搭載しており、クリアな高音とバランスの取れた重低音を再生できます。遮音性の高いイヤーピースにより、適度な音量で広がりのある音を楽しめるでしょう。

コーデックについてはSBC・AACに対応しています。

■特徴
2つのワイヤレスイヤホンの特徴を、より詳しく解説します。

●「AirPods 第3世代」の特徴
AirPods 第3世代には、iPhoneなどの同じApple社の製品とスムーズに接続できる機能があります。AirPodsをiPhoneなどの端末と接続すると、AppleのiCloudアカウントに登録されているすべての端末とペアリングでき、端末をまたいでAirPodsを使用できます。

●「FlyBuds3」の特徴
FlyBuds3は、イヤホン本体のタッチボタンでの操作に対応しています。指先で軽くボタンに触れるだけで、音楽の再生/停止や通話/終了などの操作が可能です。タッチボタンでの操作は2回以上のタップが必要となるため、誤って触れることによる誤操作を防げます。

■バッテリー駆動時間
ワイヤレスイヤホンは、充電したバッテリーで何時間使用できるかも重要です。

AirPods 第3世代とFlyBuds3のバッテリー駆動時間・充電時間を、表形式で比較します。

【AirPods 第3世代】
バッテリー駆動時間:再生時間:最大6時間
(本体のみ):連続通話時間:最大4時間
バッテリー駆動時間(充電ケース使用時):再生時間:最大30時間 / 連続通話時間:最大20時間
充電時間:充電ケースを使用した5分間の充電で、約1時間使用可能

【FlyBuds3】
バッテリー駆動時間:最大5時間
バッテリー駆動時間(充電ケース使用時):最大100時間
充電時間:充電ケースを使用した10分間の充電で、約90分使用可能

イヤホン本体のバッテリー駆動時間は、AirPods 第3世代のほうがやや長い傾向にあります。

一方で、充電ケース使用時のバッテリー駆動時間は、FlyBud3のほうが大きく長持ちします。

■価格
AirPods 第3世代とFlyBuds3の価格は、下記の通りです。

AirPods 第3世代:26,800円(税込)~
FlyBuds3:6,490円(税込)

AirPods 第3世代の価格は、充電ケースの種類やAppleの保証サービス「Apple Care+」の有無によって変動します。安いバリエーションでも2万円を超える価格です。

一方で、FlyBuds3の価格は6,490円と非常にリーズナブルになっています。

❷AirPodsとFlyBudsとではどちらがおすすめ?

AirPodsとFlyBudsとではそもそもの金額感が異なっていて、価格以外の要素については目立つ違いや優位性の差がありません。どちらがより優れているかよりも、自分に合っている製品はどちらかで選んだほうが良いと言えます。

AirPodsとFlyBudsのそれぞれについて、おすすめの人は下記の通りです。

【AirPodsがおすすめな人】
●Apple製品にこだわりがある人
●価格面よりも性能面を重視する人

【FlyBudsがおすすめな人】
●音質がある程度綺麗であれば特にこだわらない人
●コスパを重視する人

AirPodsは高い性能があり、ワイヤレスイヤホンで音楽を楽しみたい人に向いています。

一方のFlyBudsは安い価格でありながら十分な性能を有していることが特徴です。そのため、コスパに優れたワイヤレスイヤホンを求める人におすすめと言えるでしょう。


AirPodsの最新モデル「AirPods 第3世代」と、FlyBudsの最新モデル「FlyBuds3」は、どちらも人気のあるワイヤレスイヤホンです。両者の最も大きな違いは価格で、価格面の違いに比べると、性能や音質には目立つほどの違いがないと言えます。

Apple製品が好きで、性能面を重視したい方はAirPodsが向いています。ワイヤレスイヤホンには快適に聞ける程度の音質を求めていて、性能よりもコスパを重視したい方にはFlyBudsがおすすめです。ここまでの内容を参考に、ぜひ自分に合ったワイヤレスイヤホン製品を選んでみてください。

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