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Image by Danny Howe

製品コラム

有線イヤホンと無線イヤホンは何が違う?メリット・デメリットも交えて解説!

2022年11月17日

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イヤホンには大きく分けると有線イヤホンと呼ばれるケーブルを使用して機器と接続するものと、無線イヤホンと呼ばれるBluetoothなどのワイヤレス技術を使用して機器と接続するものの2種類が存在します。

今回の記事では、有線イヤホンと無線イヤホンの違いをそれぞれの特徴やメリット・デメリットから解説していきます。

■有線イヤホンとは
有線イヤホンとは、その名の通りケーブルで機器と接続して音を楽しむイヤホンのことです。
3極端子や4極端子と呼ばれる端子を機器に差し込むことで、使用することができます。
有線イヤホンは昔から存在する製品なので、多くの人が初めて使用したイヤホンは、有線イヤホンが多いのではないかと思います。

■無線イヤホンとは
無線イヤホンとは、ケーブルを使用せずにワイヤレス接続で機器と接続して音を楽しむイヤホンのことです。
主にBluetoothという無線通信の規格で機器と接続し、近年では多くの商品が販売される主流派となっています。
無線イヤホンは「完全ワイヤレスイヤホン」と「左右一体型イヤホン」に大きく分けられ、それぞれ特徴のある製品になっています。

■完全ワイヤレスイヤホン
完全ワイヤレスイヤホンは、両耳に装着するイヤホン本体がそれぞれ独立しており、ケーブル類が一切ない無線イヤホンです。
イヤホンの収納と充電機能を備えたケースとイヤホン本体で構成されており、コンパクトなため持ち歩きに便利になっています。完全ワイヤレスイヤホン自体は2016年頃から登場しだした比較的新しいイヤホンとなっています。

■左右一体型イヤホン
左右一体型イヤホンは、両耳に装着するイヤホン同士がケーブルで接続されているのみで、機器への接続端子を持たないイヤホンです。製品によっては首にケーブルをかけて使用することを前提として、ネックバンドのような形状をしたものも存在します。
イヤホンを使用しないときは首にかける事ができるので、完全ワイヤレスイヤホンよりも紛失はしにくいタイプの無線イヤホンと言えるでしょう。

●Tribit FlyBuds C1
Bluetooth5.2に対応して安定した通信と、音質を実現したイヤホンです。イヤホン本体だけでも最大12時間連続使用可能なのも特徴です。
https://www.tribit.jp/products-earbuds-flybuds-c1

●Tribit FlyBuds3
Tribitの完全ワイヤレスイヤホンです。
しっかりとした装着感があり、ランニングやジムでの運動でも落としづらい設計になっています。
https://www.tribit.jp/products-earbuds-flybuds-3

■有線イヤホンのメリット
有線イヤホンはオーソドックスなイヤホンですが、このイヤホンのメリット・デメリットはどのようなものがあるのでしょうか。
本章では有線イヤホンのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
最初に、有線イヤホンのメリットについて3つの観点からご紹介します。

【接続が容易】
有線イヤホンのメリットとして、機器との接続が容易なのがまず挙げられます。
有線イヤホンを使用する際は機器にイヤホンの端子を接続するだけでよく、特に他に設定をする必要がありません。
イヤホンの端子には主に2.5mmと3.5mmと6.3mmの3つのサイズが存在しますが、一般的には3.5mmのサイズが基本となっています。この端子さえ接続できればどんな機器ででも使用できるので、接続が容易なのは有線イヤホンの大きなメリットと言えます。

【音の遅延が少ない】
有線イヤホンは物理的にケーブルで接続しているため、音の遅延が少ないのもメリットとなります。無線接続だとデータの転送を通信でおこなう関係でどうしても少しのラグが発生してしまいますが、有線イヤホンはケーブルを介してデータ転送をおこなうので、周囲の電波状況の干渉も受けづらく、低遅延で音を楽しむことが可能となっています。
この特徴から、ゲーム用途など音の遅延にシビアな人には、有線のイヤホンの人気が根強くなっています。

【低価格でも音質がいい】
有線イヤホンは無線イヤホンよりも音質がいいとされています。
前項でも説明しましたが、無線イヤホンは音のデータを転送することで再生しています。この際にデータを圧縮して転送をするのですが、圧縮する過程でデータが劣化して音質が悪くなってしまうのです。
有線イヤホンではこの圧縮の工程がないので、元のデータをそのまま楽しむことが可能となっています。

■有線イヤホンのデメリット
ここまでは有線イヤホンのメリットについてご紹介してきましたが、次は有線イヤホンのデメリットについてご紹介します。こちらも3つの観点から解説していきます。

【ケーブルにわずらわしさを感じる】
有線イヤホンはケーブルを介して機器とデータのやり取りをおこなう必要があるので、ケーブルが必須となっています。ケーブルがあると再生機器の近くにいなければならないので、行動に制限が生じるだけでなく、他の家具などにケーブルが引っかかるなどの問題もあって、取り回しの悪さを感じることがあります。
最悪の場合は断線してイヤホンが使用不可能になることも考えられるので、有線イヤホンの1番のデメリットといえるでしょう。

【イヤホンジャックがない端末では使用できない】
有線イヤホンはイヤホンジャックがない機器に接続ができません。
2016年にiPhoneではイヤホンジャックが廃止されました。iPhoneの使用者は市場のシェアが大きいため、今まで使えていたイヤホンが使用できなくなったことはイヤホン業界にも衝撃が走りました。そのタイミングでイヤホンジャックに依存しない無線イヤホンが台頭し、現在もシェアを伸ばしているのです。
無線接続の技術も日々進歩しているので、今後もイヤホンジャックを搭載しない機器が出てくる可能性があります。そういった機器では有線イヤホンを使用することができなかったり、使用可能にするためのアタッチメントを購入する必要が出てくるのはデメリットと言えるでしょう。

【ケーブルが触れてノイズが乗りやすい】
有線イヤホンのケーブルに触れると、タッチノイズと呼ばれるノイズが音に交じることがあります。服に擦れるだけでもノイズが発生することがあるので、ケーブルの取り回しには気をつけなければいけません。

■無線イヤホンのメリット
次に、近年多数派になってきている無線イヤホンのメリット・デメリットについて解説していきます。
まずはメリットを3点ご紹介します。

【取り回しがしやすい】
無線イヤホンの何よりのメリットは取り回しの良さです。
無線イヤホンはケーブルがないので服に引っかかったり、ケーブルの長さによる可動範囲の制限もありません。
満員電車などでは周囲の人のバッグなどにイヤホンが引っかかって外れてしまうことがありますが、無線イヤホンではそういったこともないので安心して着用することが可能となります。

【タッチノイズが乗らない】
無線イヤホンはケーブルがないのでタッチノイズも発生しません。
イヤホンを着用しているとどうしてもケーブルが触れてタッチノイズが発生するものですが、無線イヤホンは服にケーブルがこすれることもないので、ストレスフリーで着用することが可能となっています。
運動をするときなどは特にタッチノイズが発生しやすくなるので、運動中に音楽を楽しみたい人は無線イヤホンを使用すると良いでしょう。

■無線イヤホンのデメリット
取り回しがしやすく、ノイズが少ない無線イヤホンですが、デメリットも存在します。
無線イヤホンのデメリット3点をご紹介します。

【バッテリーが切れると使用できない】
無線イヤホンは充電して使用するイヤホンです。
充電が切れてしまうと、音の再生ができなくなってしまうので、使用することが出来ません。
定期的に充電することでバッテリー切れを防ぐことは可能ですが、使用したいと思ったときにバッテリー切れしている場合などはすぐの使用ができないので、バッテリーの充電が必要な点は無線イヤホンの大きなデメリットと言えるでしょう。

【紛失しやすい】
無線イヤホンは取り回しのしやすさがメリットですが、イヤホン本体のサイズが小型なことが多く、紛失しやすくなっています。
紛失は特に完全ワイヤレスイヤホンで多く、誤って服と一緒に洗濯機に入れてしまうなどの事例もあります。

近年では紛失したときにイヤホンがどこにあるのかを追跡するサービスも登場してきていますが、その機能が付くイヤホンは高価な製品が多く、一般的とは言いづらい状況です。
無線イヤホンを使用する際は紛失しないように気をつけて使用するようにしましょう。

【有線と比較すると音質が悪い傾向がある】
無線イヤホンは音データを、ケーブルを介した物理的な送受信ではなく、データ転送によっておこないます。
その際に、音のデータを圧縮して送受信をおこなうのですが、この圧縮によってデータの劣化が発生してしまうので、通常では有線で接続するイヤホンよりも無線で接続するイヤホンの方が、音質が悪いとされています。
近年は無線通信の技術が発展した影響で、大容量のデータを圧縮せず送受信できるようになっているので、従来ほど音の劣化や音質については意識されなくなってきてはいますが、音質では有線イヤホンが有利と言えるでしょう。

今回は有線イヤホンと無線イヤホンの違いについて、それぞれの特徴から解説しました。
近年は無線イヤホンが主流派となってきてはいますが、まだまだ有線イヤホン派の人も多数います。
それぞれ特徴がありますので、自分の好みにあったイヤホンを使用するようにしましょう。

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