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Image by Danny Howe

製品コラム

防水Bluetoothスピーカーはどう選ぶ?確認すべきポイントについて解説

2022年5月12日

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ケーブルを必要とせず、手軽に高音質で音楽を楽しむことができるBluetoothスピーカー。特に防水仕様のBluetoothスピーカーであれば、お風呂場やキッチンなどの水周りで使用できるだけでなく、アウトドアで海の近くや川の近くでも安心して使用することができます。

そんな防水Bluetoothスピーカーですが、近年は様々なメーカーから発売されており、たくさんある商品の中から何を基準として選べばいいのかわからないという方も少なくないでしょう。

今回の記事では、そんな方に向けて防水Bluetoothスピーカーを選ぶ基準について紹介していきます。

■Bluetoothスピーカーとは
Bluetoothスピーカーとは、Bluetoothという接続方式を活用して接続するワイヤレススピーカーです。

Bluetoothは国際標準規格のため多くの機器が対応しており、簡単に接続できるのが特徴です。ワイヤレスで接続するため有線のスピーカーよりも設置場所の融通が効き、バッテリー内蔵のスピーカーであれば屋内だけでなく屋外でも使用可能です。

Bluetoothスピーカーと似た製品でWi-Fiスピーカーという製品もありますが、こちらはWi-Fi環境がないと使用できないため、Bluetoothスピーカーの方が場所を選ばず使用できる製品と言えるでしょう。

■防水機能は必要か
Bluetoothスピーカーに防水機能は必須ではありません。

しかし、防水機能があれば家庭内ではキッチンやお風呂場、屋外では海辺や川辺で安心して使用することが出来ます。

先述の通りBluetoothスピーカーは設置場所を選ばないことが特徴のひとつなので、水回りでの使用や屋外での急な雨などに対応できるよう、防水機能があるにこしたことはありません。

水分に触れる環境でBluetoothスピーカーを使用する可能性がある場合は、防水機能をもった製品を選ぶようにしましょう。

■防水Bluetoothスピーカーを選ぶ基準
スピーカーは見た目だけで音質の良し悪しが分からないので、確認するべきは製品のカタログスペックです。しかし、何も知らない人がカタログに書かれた内容を見て自分に最適な商品を選択することは難しいでしょう。

本項目では、防水Bluetoothスピーカーを選ぶ際に確認するべきポイントについて紹介します。

【防水性能を確認する】
まず確認するのが防水性能です。

ひとまとめに防水といっても、水中で使用可能なものもあれば水滴が落ちてくる程度の水濡れを想定した防水性能など様々です。防水と記載のある製品がどの程度の水濡れまで対応できるかを知りたい場合は、「IPX○」もしくは「IP○○」の形式で書かれた等級を確認しましょう。

IPX○の表記は防水性能の高さを表しており、IPX0を下限としてIPX8まで全9等級で規定されています。

IP○○の場合は、右側の○はそのまま防水性能を表しますが、左側の○は防塵性能を表します。例として、IP67の場合は6等級の防塵性能と7等級の防水性能を併せ持った製品ということになります。

防水のBluetoothスピーカーを購入する際には、最低限防水等級がIPX5以上は確保するとよいでしょう。

もし、Bluetoothスピーカーが水没する恐れがあるお風呂場で使用するのが主な使用用途の場合はIPX7以上の製品を選択するようにしましょう。

こちらのスピーカーはIPX7等級の防水機能を持った製品です。
12Wの出力を備えたパワフルさも特徴で、水回りでの使用におすすめです。

●Tribit XSound Surf
IPX7防水レベルの保護構造で、水深1mで30分間水に浸かっても心配いりません。
https://www.tribit.jp/products-speakers-xsound-surf

【W数を確認する防水性能を確認する】
スピーカーがどれだけパワフルな音を出せるかの規準となるのがW数(ワットすう)です。

W数が高いほど大きな音量で出力が可能で、響くような低音が出ます。

室内の使用であれば10Wもあれば十分な音量が確保できますが、屋外で使用したり騒がしい環境で使用する場合には20W以上が目安となります。

自分がBluetoothスピーカーを使用する環境を考慮し、パワー負けしないように十分余裕を持ったW数のBluetoothスピーカーを選びましょう。

●Tribit XSound Mega
自社開発の60100NDFeBウーハーはN48高密度ネオジム磁石を採用しており、低音域を伸ばしてより質感豊かな低音を実現。
30Wの大出力とIPX7等級の防水機能を兼ね備えたBluetoothスピーカーです。USB給電機能を備えているため、モバイルバッテリーとしても使用可能です。
https://www.tribit.jp/products-speakers-xsound-mega

●Tribit StormBox Micro
高出力・高性能の9Wドライバーを搭載しており、より迫力あるサウンドを実現。
コンパクトながら9Wの出力とIP67の防塵・防水機能を搭載したスピーカーです。
防水だけでなく高い防塵機能を備えているので、アウトドアでの使用におすすめです。
https://www.tribit.jp/products-speakers-stormbox-micro

【スピーカの種類を確認する】
スピーカー本体の種類についても確認するようにしましょう。

ここでいうスピーカーの種類とは、有線やBluetoothなどのことではなく、「ステレオ方式」か「モノラル方式」かの事を指します。

ステレオスピーカーとは、Bluetoothスピーカー内部で実際に音を出すスピーカーが2基以上搭載されているものを指し、モノラルスピーカーは、内部のスピーカーが1基だけのものを指します。

ステレオスピーカーは2機以上スピーカーを搭載しているので、それぞれのスピーカから音が出ることによって立体的で広がりが感じられる音を楽しめますが、モノラルスピーカーではスピーカーが1基のため平面的な音に感じてしまいます。

音質にこだわりたい方はステレオタイプのBluetoothスピーカーを購入するのがおすすめです。

【バッテリーの持ち時間を確認する】
Bluetoothスピーカーのバッテリーが何時間持つのか確認するのも重要です。

電源に接続されていないBluetoothスピーカーは、当然のことですがバッテリーを使い切ってしまうと音を出すことができなくなります。

すぐにバッテリー切れすることがないよう、十分なバッテリー容量のBluetoothスピーカーを選びましょう。具体的には、10時間程度は連続再生可能なのが理想的です。

10時間程度の連続再生時間が確保できれば、接続元であるスマートフォンなどより先にBluetoothスピーカーの充電が切れることはなくなるでしょう。

【耐衝撃性を確認する】
Bluetoothスピーカーを落としてしまうと破損に繋がります。破損を避けるためには耐衝撃性の高い製品を選びましょう。

本格的に耐衝撃性を備えた製品だと高価な価格帯になってしまうので、Bluetoothスピーカー本体がシリコン素材で出来ているものであったり、落下を防ぐストラップなどが付属した商品を選ぶのが良いでしょう。

シリコン素材などの柔らかい素材で作られていれば、落としてしまってもある程度は衝撃に耐えることが可能です。

【Bluetoothのバージョンを確認する】
Bluetoothの接続バージョンが何なのかも重要なポイントです。

最低限のバージョンとして4.1以上に対応した製品を選ぶようにしましょう。

Bluetoothのバージョンが4.1以上であれば、自動再接続機能が搭載されています。何らかのトラブルでBluetooth接続が切れてしまった場合でも自動で再接続されるので非常に便利です。

Bluetoothのバージョンは数値が大きければ大きいほど最新で高性能ですが、必ずしも送信先と送信元の双方が最新バージョンに対応している必要はありません。Bluetoothは下位互換性があるので、Bluetoothスピーカーが最新のバージョンに対応していて、送信元の機器が最新のバージョンに対応していないという状況だったとしても問題なく接続することができます。

【上級者向け】対応コーデックを確認する
Bluetoothスピーカーが何のコーデックに対応しているかを確認しておきましょう。

少々専門的な話にはなりますが、音を送受信する時には圧縮する必要があり、その圧縮方式によっては再生時に遅延が発生する可能性があるのです。

遅延を避けるためには、AAC形式やaptX形式のコーデック形式に対応したBluetoothスピーカーを選ぶようにしましょう。

今回はBluetoothスピーカーを選ぶ際のポイントについて紹介しました。
近年販売されているBluetoothスピーカーの中には音声通話に対応した製品や、スピーカー自体がモバイルバッテリーになる製品もあります。
そういった付加価値に重点を置いて製品を購入するのもおすすめです。

Tribitでは大小さまざまなサイズのスピーカーだけでなく、そういった付加価値をもったBluetoothスピーカーも多数取り扱っています。
様々なニーズに応えられる品揃えですので、きっと欲しい商品が見つかるでしょう。

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